近づく距離

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そんな光輝をほっといてさっさと屋上から出て行こうとする緋月。 「おっおい」 「さっきから何よ!!用があるなら早く言って!!」 思わず怒鳴ってしまう緋月。 「じゃぁさ、部活見に来てくんねぇ?」 「はぁ?なんであたしが」 「嫌なら別にいいけど―」 と言った瞬間に一限目の始まりの鐘が鳴った。 「やっべ。気が向いたら見に来いよ」 焦りながらも笑顔で言い屋上を後にした。 緋月もその後しばらくして教室へと帰っていった。
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