キセキ

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隣の部屋の扉をしめる音 手に握っているのはもらった菓子箱 久しぶりに聞いた笠井の声。 全てが俺を刺激する。 また、笠井といれる。 ただそれだけを 考えて考えて考えて… いつのまにかまた眠りに落ちていたらしく 腹が減って起きた頃には夕方になっていた。
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