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昔は、自分の眼鏡が好きだった。
その眼鏡がお気に入りだったのもある。
でも、一番の理由は、眼鏡をかけ始めた時に、周りの人が「似合う!」と誉めてくれたからだ。
眼鏡が似合うか不安だった私に、みんな、「似合うね」って言ってくれた。
だからだろう。最初は、けなされたりするかと、似合わないんじゃないかと思っていたのが、いい気持ちになって、眼鏡をかけた自分が好きになった。
自分がかけている眼鏡も、眼鏡をかけた自分も大好きで、気に入ってた。
コンタクトは怖いから、ずっと眼鏡でいようかと思っていたくらい。それだけ、眼鏡をかけた姿に満足してた。
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