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「私はいいと思うけどねー。だってそれは美樹の趣味なんだし。」 琴音はそう言う。 「そういう考え方もあるけどさ…」 確かに、そう思う人もいるだろう。 でも、それは相手の立場が『友達』だからだと私は思う。 「もし、琴音のカレシがめちゃくちゃオタクだったらどうする?絵とか漫画の女の子大好きで、フィギア?人形みたいなのもいっぱい部屋にあって、ロリロリの女の子がいっぱい載ってるエッチな漫画とか本棚にビッシリでさ。『二次元大好き!』って宣言してたらどうする?」 だいたい、男の重度オタクってこんな感じでしょ。
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