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「え?」なんて困惑する一般人の彼に、オタク(腐女子)の女子の告白は続く。 「私、実はこういうのが好きなの!」なんて目をキラキラさせて言いながら、彼にある物を見せる。 漫画のキャラの同人誌や、肌色多めで男同士が抱き合ってる本とか、無駄に男の子が可愛い本とか。 さらには、アニメやイベントのDVD、かっこいい男の子いっぱいの乙女ゲームまで。 「今まで言えなかったんだけど…」なんて可愛い顔を赤くして、カノジョが告げる。 ここで、(多分大抵の)男はひく。 もう、彼にとって、自分が知らなかった世界に目を輝かせている姿は不気味だから。
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