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パズル
いつも遊んでた
石ころのパズルが
見あたらない
ルールを
精一杯守りながら
必死でさかすけど
見あたらない
途方にくれて
日記でも
書いてみる…
自分ひとりの
物語は
笑える場所には
繋がらなくて
手のひら
見つめながら
ペンをおく…
赤い瞳を
通り過ぎて
随分涙を
流したのだろう
吐息と溜め息を
上手に
使いこなせない
君だから…
誰にも
気づかれずに
きたのだろう…
このままで
いいやと
きたのだろう…
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