21人が本棚に入れています
本棚に追加
/76ページ
分かんないや。
けど…夢に未来君が出てきた事は謎だなぁ。
全部謎だけど…。
それより、藍の事を考えなきゃ。
藍に告白されてから2日が経った。
返事をするのは明日だから…まだ大丈夫だけど…。
ま。返事は決まってるけどね。
「お母さん、朝ご飯なに?」
私は顔を洗って首にタオルを巻きながらリビングに来た。
「無い。」
「は?」
朝ご飯無いの…?
ショックだぁ…。
無いって即答したし。
しょぼ~んとしながらお母さんを見た。
「プッ…アハハ!嘘よ!嘘!アンタは昔っから変な所が素直なんだから!アハハハハハ!」
…またしてもやられたー!!
悔しいっっ!
「で、朝ご飯なに」
ちょっと不機嫌そうに言ったらお母さんが笑うのを止めた。
「少しからかっただけじゃない。まったく、未瑠は冗談が通じないんだから。」
と言って、お母さんはキッチンへと向かった。
最初のコメントを投稿しよう!