自覚

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「……泣き止んだか?」 2分間ほど声をあげて泣いていた私は大人しくなったので未来君が話しかけてきた。 「うん…落ち着いたよ。ありがとう!」 未来君には借りが出来ちゃったな… 『次は星陽高校前~星陽高校前でございます。下車の方は停止ボタンを押してください。』 『ピンポーン』 私と未来君は停止ボタンを押した。 「なんか色々ありがと!」 「いいよ。困った時はお互い様だろ?」 バスの中で未来君にお礼を告げた。
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