自覚

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「海李のイジワルぅ…」 私は頬を膨らました。 「ごめんごめん!でも期待してたじゃん?」 期待じゃないもん… 「話したい事があっただけだもん!」 海李の口元がニヤッとした。 …嫌な予感 「告白ぅ~?」 やっぱり… 「違うもん!海李のイジワル!」 『ドンッ』 廊下の真ん中で話していた私は後ろから歩いてきた人にぶつかった。 「あ、ごめんなさい。」 「いやコチラこそ。」 ! 未来君! 「未来君!久しぶり!」 「朝会ったばかりなんだけど…」 あ、そだ。 「未来君、今日放課後一緒に帰れる?」 「ん?いいよ?」 や…やった! なんか知らないけど嬉しい!
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