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『カンカンカン』
私と海李は屋上へ続く階段を無言で登った。
『ガチャ』
授業中だから屋上には誰もいなかった。
「で?サボった理由は?」
海李がフェンスによしかかって私に訪ねる。
「理由は特に無いけど…」
「嘘つき。」
…
確かに私は今嘘をついた。
でもこんなにあっさりバレちゃう私って…(泣)
「本当の理由は?」
もう白状するしかないか…
「未来君が好きかも…」
ここに来る途中…未来君の事が頭から離れなかった。
これが『好き』なの?
「『かも』じゃなくて『好き』でしょ?」
う゛
そう言われると…
「うん…///」
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