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「ただいま~♪」
未来君と手を繋ぎながら帰って来て、私の気分は最高★みたいな感じでした…
何が言いたいんだ…私…。
「お帰りー。何か良いことでもあったの?」
お母さんが玄関に来た。
エプロンを着けているから夕飯を作っていたのだろう。
「んふふ~♪」
私の不気味な笑いにお母さんはちょっと退いてた。
「何アンタ、そんな気持ち悪い笑い方しちゃって」
「えへへ~★実は!彼氏が出来ました~★★★」
お母さんは目を見開いて、ちょっとではなくかなり退いてた。
「未瑠みたいな騒がしくて落ち着きなくてバカな子でも彼氏が出来るとは…世の中も楽になったものね…。」
「ヒドッ!そこは『オメデトー★どんな人!?』とか聞くでしょ!普通は!」
「ハイハイ。寝言言ってないで早く制服着替えてきなさい。夕飯抜きだよ。」
む~ッ!
お母さんのいぢわる…
大事な娘が彼氏出来るなんて一大事じゃん!
なんかもっとこう…無いのかなー!
なんて思いつつ着替えが終わった。
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