仮初めの 羽
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何も、話せない。 出てこない。 繋いだ手だけに気が集まって、自分の心臓の音が耳の奥で響き渡っている。 『ましろ?』 克志はいつも、不意に口を開く。 『…なに?』 『帰せへんよ、今夜は。』 それが何を意味しているかぐらい、解る。 でも… 克志と、 体が焼き切れそうだった。
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