月姫の名を抱き

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「まぁ、行きましょう。慣れるまでは私と一緒に居ればいいわ。」 異民族と蔡家の間の娘。 そう、呼ばれるのだ。 私自身、未だに覚悟以前に状況を把握しきれてはいない。 だけど、やるしかない。 あの絵に残された男に会いたい。 だから会う為に頑張るしかないのよ。 絵に残された男を生かす為に私は戦いへと踏み込む。 義理の母である、蔡文姫と共に。
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