遅い

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「ごっ、ごめっっっ」 ギュッ ダイキはカレンを強く抱き締めた。 そしてカレンの頬に手をおく。 そのせいでカレンとダイキの目はバッチリと会った。 「しっ…………心配したんだぞ…………なんかあったんじゃないかって……………」 そう言うとダイキは力が抜けたのか床にしゃがみこんだ。 「…ダイキさん……ごめんなさい……心配かけて…」 「はぁ…………」 ダイキは深く溜め息をつく。 「……なんかしてくれるのか?」 「えっ……出来ることなら、します。」 「そうか……………じゃあ来い。」 そう言うとカレンの腕を掴んである部屋に連れ込まれた。 そして「服を脱げ!」と言った。 カレンは思った。 一瞬でも彼を良い人だと思った自分に後悔した。
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