君は俺様のペット

遅い

「…それから…これにきがえろ……」

ダイキの言葉にカレンはビクッとした。

まっまさか、コスプレとか？

そうしてカレンがダイキの指さしてる服をソォ～と見た。

「えっ………これ………もう捨てられてると思ってた………」

それは私の普段着で着てた短パンと半袖。

「それと、これ付けてくれ。」

そう言うとダイキはエプロンを私に渡した。

「じゃあ、外で待ってるから、着替えたら呼んでくれ。」

「…あっ……はい…」

ダイキが出ていった。

「……こんなもの…とっくに捨てられてるはずだと思ってたのに……」

そう呟くと私は服を脱いで言われたとうりに着替えた。

「…あの……着替えましたよ……」

ｶﾞﾁｬ

ドアが開く。

「あぁ。なかなか良いじゃないか…」

「…あの…それで………」

「…あぁそうだ……俺に…お前の手料理を食わしてくれないか…」

「え？私が作るんですか？………料理ならシェフに頼んだほうが…………おいしいんじゃないですか？」

「………………お前の手料理が食べたいんだ…………」

そう、小さく呟いた。