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二時間後
「出来た!」
はぁ、疲れたな。
でも…カレンは楽しそうだった。
カレンが楽しいならいいか………
「…食べるか……?」
「はい……」
俺達は調理室で食べ始めた。
「…おっ…おいしいですか?」
「あぁ…」
あぁだけ?!
もっと何かないの?!
カレンは少し悲しい顔をする。
「…おいしい……よ?」
「…え…?」
「だから、うまい!」
俺がそう言うとカレンは笑顔になった。
ドキッ
可愛い
こんな笑顔を向けられたらここで襲ってしまいそうになる。
だけど今は泣かすのは嫌だからな…………
俺は何もせずにカレンとご飯を食べた。
初めて食べる味だけどおいしかった。
それはカレンと作ったからなのか………?
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