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「サオリまたね……!」
「…うん…バイバイ!」
あれからダイキさんは何もしてこない。
嬉しい筈なのに胸が痛い。
私は公園に寄った。
ベンチに座ろうとしたけど先客がいる。
でもよく見ると……………誰かに似てる。
…………まさか、サスケお兄ちゃん………?
私は声をかけた。
「…サスケ……お兄ちゃん……?」
男の人は顔をあげる。
「…カレン……ちゃん……」
やっぱりサスケお兄ちゃんだった。
「…どうしたの?……また…嫌なことされたの…?」
優しいサスケお兄ちゃん。
たけど、サスケお兄ちゃんの方が苦しそうだった。
「……サスケお兄ちゃんは?」
「…ん……ちょっとね……というより、僕のことサスケって呼んで………僕もカレンって呼ぶから。」
「あ……わかった…」
何かな……………
話をそらされた気がする。
「サスケ……大丈夫だよ!」
サスケはびっくりしている。
「…カレン……何が?」
「えっと、何か悩んでそうだったから。つい………」
「フフフッ………ハハハハハッ……カレンは昔から面白いね。」
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