29人が本棚に入れています
本棚に追加
/100ページ
「はぁー一日目からやる気ねぇー」
すると前の女の子が
「どーしたの?ため息なんかついて。」
かなり可愛い子だ。目は大きくてくっきり二重。髪は長くてサラサラ。背もスラッと高くて笑顔がとても似合う子だ。
「あの山中がかなりうっとうしいんだよ…」
するとニコニコしながら
「でも、中身はとても優しい子よ。」
「そーかなぁ??私には考えられねーっ」
「あなたって面白いねっ。ねぇ友達になりましょ」
「えっ…」
私は考えた。
そりゃこんな美人な子と友達になったら嬉しいけど……
「こんな私でいいの?君と違って、髪も短くてバサバサだしまあ目は大きくて二重だけど…でも背もそんなにたかくないし。がりまたの猫背だけど。…運動は出来るよ。あっ…ケンカも…」
「本当に面白いわねっ。私はあなたのその性格が好きなのよ。ねぇ友達になりましょよ。」
そこまでいうならまぁいっか。私は大声で。
「よろしく!」
と言った。
「うん!よろしくねっ。私の名前は小田七奈美 オダナナミ。あなたは?」
「私?私は遠藤茉優!よろしく!呼び捨てでねっ。」
「私も呼び捨てでねっ!」
茉優は少し嬉しい気分になった。
最初のコメントを投稿しよう!