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「嫌…」
「え…?まだ…なんにも……」
私は、先を聞く前に奈緒の言葉を遮った。
「嫌なものは嫌なの!だいたい、いつも私にばっかり頼らないで、たまには自分でなんとかしたら?!(怒)」
「お姉ちゃっ…」
「とにかく、私は二度とあんたの言うことなんか聞かない!!…わかったら出てって!!(怒)」
「……………」
奈緒は、黙ったまま部屋のドアを閉めた。
私は、イライラを抑えながら、机に向かって勉強した。
それが、昨日のこと…
「美緒…、奈緒がね……?」
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