第3話:片割れ

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私は、手紙を読んで泣いた。 そして、後悔が渦巻いた。 ちゃんと聞いてあげれば良かったって… 無碍になんかしないで、内容くらい… 私は、夜空に向かって呟いた。 今なら、心からそう思えるから… 馬鹿なお姉ちゃんでごめんね? あんたが居ないと、やっぱり心が半分無いみたいだよ… 「奈緒は、私の大切な…、大好きな……妹だよ……。これから先…、ずーっとね…」 fin
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