プロローグ

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「ちょっと!私の話ちゃんと聞いてるの!?」 咲は、返事がなかなか返ってこない事に腹がたったのか、先程よりも少し不機嫌な声をだしている。 「ちゃんと聞いてるから心配しなくていいぞ?俺は人の話を聞くのが特技だからな。」 しょっぼい特技だなぁ…。 もっと派手な特技ないのかよ? かめ○め波とか、マダ○テとか… 。 役に立つのか立たないのかよくわからない特技に悲しい気分になってきた…。 「べ、別に心配なんてしてないんだから!なんで一樹なんかの心配を私がしなくちゃいけないのよ!? わ、私はただ、無視されたのが気に入らなかっただけなんだから! か、勘違いしないでくれる!?」
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