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「元気出して」
上地が泣き続けるスザンヌに言った。
「無事だと信じて待ってようよ」
野久保も言った。
「……そうだ!」
突然つるのが何か閃いた。
「どうしたんですか?つるのさん」
野久保が聞くと、
「放課後、二人に付いてきて欲しい場所があるんだけど」
つるのは木下とスザンヌに言った。
「え?いいけど……」
「……いいよ」
木下は少し戸惑いながら、スザンヌは涙を拭きながら答えた。
「ノックと雄輔も来てくれる?」
二人は不思議そうな顔をしながらも、同時に頷いた。
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