154人が本棚に入れています
本棚に追加
「あ!」
突然木下が声を上げた。
「まいちゃんがいなくなったのも、日が暮れてからだ!ゆきたちが学校で別れた時はもう暗かったもん!」
それを聞いてつるのも、
「裕典がいなくなったのも日が暮れてからだ!あの日裕典と別れた時、日が沈む直前だった!」
「やっぱり……みんな関係があるのかな?」
野久保が言うと、
「日が暮れてからだけじゃ、そうとはかぎらないよ」
田中が横から口を出した。
「それもそうか……」
残念そうに上地が言った。
「ところで、山本裕典ってどこに住んでるの?」
突然山根が話題を変えてきた。
「八富士市内のはずだけど……」
つるのが答えた。
最初のコメントを投稿しよう!