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「あの~」
そこにつるの、野久保、上地がやってきた。
「お前ら、なにしとるん?」
さらに、従業員がもう一人やってきた。
「お!福田!丁度よかった。聞いてくれ、今こいつナンパしとった!」
「ええ~!藤森が?!お前そんなキャラやったっけ?」
「だ、だから違いますって!」
「あの~」
従業員同士で話が盛り上がってしまい、五人は会話に入れなくなっていた。
「あの!」
上地が大声を出し、やっと従業員たちは五人の方を向いた。
「山本裕典がどうとかって言ってましたよね?」
木下が聞いた。
「うん。火曜日の夜に別れたきりで、昨日警察までやってきて話を聞いてきたから」
藤森が言うと、
「そうそう、あの日に突然いなくなったって」
徳井が頷いた。
「なんか、連続失踪事件になってるって?」
福田が聞き、五人は頷いた。
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