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『瞳の中』
僕のこの手からすり抜けた幸せ
愛してるの言葉だけが今も残る
あんなにも誰かを愛せやしない
唇が今でも君を覚えてるんだ
君の瞳の奥に未来を見てた
君の瞳に映る僕を見て
この愛は永遠だと信じてた
君の瞳は君の唇は君の声は
すぐそこにあるのに届かない
愛してるという過ぎた日の言葉が
今でも心の中に響いているのに
その言葉を聞く日々は
未来に続いていなかった
君の瞳に僕は映っていたのに
今はもう聞こえてこないんだ
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