2章認定試験

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あのゼアーキャットとの戦いの時……。 左腕の手甲に噛み付いているゼアーキャットを、ジャスティスは容赦無く蹴り飛ばした。 蹴り飛ばされたゼアーキャットは素早く体制を直し、再度ジャスティスに飛び掛かるが……。 「遅い!」 素早く腰の刀を抜く、と、紅色をした刃が一気にゼアーキャットを斬り裂いた。 「やったの!?」 「まだだ、後3匹いる。」 ジャスティスは辺りを見回す……と、その言葉通り、建物の陰からゼアーキャットが3匹出て来た。 これはまずい状況だった、3匹のゼアーキャットを同時に相手するのは至難の技だからである。
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