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だが、ジャスティスは全くうろたえた様子はない。
「さ、3匹……。」
「メル……。」
シリアがメルの隣にぴたりと寄り添う、その右手で魔法陣をえがきながら、いつ襲ってくるのかを慎重に見計らっていた。
だが。
「来い!」
「え?」
「え?」
メルとシリアが目を見開く、なんと無謀にもジャスティスは3匹のゼアーキャットの中に突っ込んだのだ。
「ほらっ!」
横に並ぶ3匹の真ん中へ刀を振りかぶる、が、そう簡単に当たらない、素早く避け、一匹がジャスティスに飛び掛かった、しかし。
バン!!
銃声が鳴り響いた。
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