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赤黒い血をあげて吹き飛ぶゼアーキャット、ジャスティスの左手には今さっき抜いて撃った短い銃身のショットガンが握られていた。
「後ろ!」
だが他の二匹はすでにジャスティスの後ろで飛び掛かっている、咄嗟にメルも飛び出したが、遅かった。
「甘い!」
ジャスティスは素早く振り返ると、右の奴には刀、左の奴には銃弾を浴びせた。
「……。」
「……。」
呆気ない戦いの後を、メルとシリアは呆然と見つめていた。
「ん?どうしたんだ?アンタら。」
ただ一人、ジャスティスだけが目を丸くしていた。
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