4695人が本棚に入れています
本棚に追加
華の王都「ヴァルハラ」
そこは世界の中心であり、多くの人種の人間が住む美しき町。
「姫様……今なんと?」
「だからさっきから言っておろう?」
その王都の中心にそびえる城、「ヴァルハラ城」には、王女直属の騎士団があった。
「喜べ、今日からお前達に新しい仲間が増えるのだ。」
「いえその……もうちょっと前からなんですけど………。」
乙女の騎士団ワルキューレナイツ、剣と魔、その二つを両立させた男子禁制の騎士団。
そのワルキューレナイツに、今事件が起きた。
「……男なのだが。」
「………。」
「………。」
「………。」
三人は沈黙した。
最初のコメントを投稿しよう!