1章彼の名は正義!

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華の王都「ヴァルハラ」 そこは世界の中心であり、多くの人種の人間が住む美しき町。 「姫様……今なんと?」 「だからさっきから言っておろう?」 その王都の中心にそびえる城、「ヴァルハラ城」には、王女直属の騎士団があった。 「喜べ、今日からお前達に新しい仲間が増えるのだ。」 「いえその……もうちょっと前からなんですけど………。」 乙女の騎士団ワルキューレナイツ、剣と魔、その二つを両立させた男子禁制の騎士団。 そのワルキューレナイツに、今事件が起きた。 「……男なのだが。」 「………。」 「………。」 「………。」 三人は沈黙した。
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