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「嫌々来たけどね……で、どんな事すんの?」
「ルールは簡単よ、ただ相手に〝負けた〟って言わせればいいの。」
「もし相手が言わなかったら?」
「周りが止めに入ったら終了よ、戦わない人がどちらが勝者か決めるの。」
「ふーん。」
やる気がなさそうにしているジャスティスに、メルはますますその内に秘めた思いを強くさせた。
「(絶対勝つわ。)」
「では……最初に、メルさんと…ジャスティスさんに戦ってもらいましょう。」
リナが言った言葉に、誰も異論はなかった。
かくしてここに、模擬戦闘訓練が始まった。
(続く)
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