2章認定試験

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「嫌々来たけどね……で、どんな事すんの?」 「ルールは簡単よ、ただ相手に〝負けた〟って言わせればいいの。」 「もし相手が言わなかったら?」 「周りが止めに入ったら終了よ、戦わない人がどちらが勝者か決めるの。」 「ふーん。」 やる気がなさそうにしているジャスティスに、メルはますますその内に秘めた思いを強くさせた。 「(絶対勝つわ。)」 「では……最初に、メルさんと…ジャスティスさんに戦ってもらいましょう。」 リナが言った言葉に、誰も異論はなかった。 かくしてここに、模擬戦闘訓練が始まった。 (続く)
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