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「おいおいちょっと待てって。」
妙に急いでいるシリアにジャスティスが声をかけた。
「シリアは補助中心なんだろ?なら回復魔法で一発なんじゃねぇか?」
「そうなんですが……とりあえず、メルからあなたを引き離したかったんです。」
「あいつから?なんで?」
「それは……怒って、メルになにかするのではないかと。」
「あのな、俺をどんな目で見てたんだよお姉さん。」
「?しないんですか?」
「するかよあの程度で、ってかちょいショックだなそれ。」
「だって、男の人は暴れん坊で、凶悪じゃないですか。」
「なんだそりゃ?」
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