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「ふぃ~っ!疲れたぁ!!」
言うと、ジャスティスはお世辞にもふかふかとは言えないベッドの上に寝転んだ。
質素な小屋だ、城の敷地と言っても本当に端っこ、城壁に寄り添うように建てられているが、実際入るには一回城の外に出て、〝回り込んで〟小屋を目指さなければならない。
……つまり、正面入口の反対側、城の真後ろにジャスティスの小屋はあるのだ。
「ま、部屋がもらえるだけいいんだがなぁ………。」
言いながら、ジャスティスは大きな口を開けてあくびをすると、そのまま目を閉じてしまった。
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