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「メル、そんなに怒鳴らないで。」
金髪の少女が赤い髪の少女に言いながら、それでもシェリサ姫に優しげに聞いた。
「でも姫様、私も同意見です、なぜ男子禁制の、この「乙女の騎士団」に男子を?」
「うむ……これには海よりも深ーく、空よりも高ーい、やるにやり切れぬ理由があってだなぁ。」
「意味が解りません!」
「メル!」
金髪の少女が怒鳴る赤い髪の少女を止めに入った。
赤い髪の少女が強気なのは見た目だけでないようだ。
「その辺の話は、またの機会でよかろう、とにかくそういう訳だ、以上。」
「待って下さい姫!」
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