4章戦いの中の過ち、それから学ぶもの後編

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コンコン、と言うノック音が部屋に響いた。 「はいはい、ちょっと待ってな……妙に客の多い日だぜ。」 トイレから手を洗って、素早く扉を開けた。 中から出て来たのは、金髪ロングの眼鏡の少女……シリアだ。 「どした?なんかあったか?」 「あ、いえ……実は話しておきたい事があって。」 沈んだ表情のシリアに、ジャスティスは首を傾げながらもとりあえず中に入れた。 「これ……こんなボロ小屋に住んでるんですか!?」 「そんなハッキリ言わなくてもいいだろ……とりあえずベッドにでも座れよ。」
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