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「……で?もう半分は?」
「それは……メルの事を知ってもらおうと。」
「?」
思わず首を傾げるジャスティスに、シリアは真剣な目で話始めた。
「メルは私達の誰よりも、この乙女の騎士団(ワルキューレナイツ)にプライドを持ってます。」
「うむ。」
「そこにあなたと言う、いわゆる信じられない分子がズカズカと入って来た事が許せないんだと思います。」
「……なんかすっごい嫌味に聞こえたんだがな?」
「流して下さい。」
「はぁ……。」
「……だからメルは、何がなんでも負ける訳にはいかなかったんだと思います、自分のプライドのために。」
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