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「もう!一体どういうつもりなのよ姫は!」
「とにかく落ち着いてメル、姫様だって考えがあるはずよ。」
「シリアはいいの?男よ?男なのよ?」
「いい訳ないじゃない、でも頭ごなしに悪い方向に決め付けるのもいけないわ。」
金髪の少女と赤い髪の少女が話していると、もう一人の金髪の幼女がスタスタと横を歩いていく。
大人しい性格なのか、余り表情を表にださないようだ。
「リナはいいの!?私たち乙女の騎士団に男が入るのよ!?」
「……んけい、ない。」
聞こえづらいこの金髪幼女の言葉は、しかし赤い髪の少女には聞こえていた。
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