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「関係…ない……私達は…姫さまと城を……守るだけ…そこに……男女の区別は……関係…ない……。」
「リナ………。」
「……それに。」
「それに?」
「変な奴だったら追い出せばいいから。」
何気なくさらっと怖い台詞を残して、金髪の幼女は二人を残して歩いて行ってしまった。
「そう……ま、乙女の騎士団は普通の男騎士なんかとは段違いで強いんだから、生半可な奴が来てもすぐ追い出せるわね。」
「そ、そうね。」
「あー、なんかお腹空いて来た!ねぇシリア、ご飯食べに行こ。」
そしてメルとシリアは町に降りて行った。
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