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「はぁ~、食べた。」
「本当によく食べたわね、太るわよ?」
「う、うるさいわね、ちゃんと運動するわよ。」
赤い髪のメルが怒ったように言うと、金髪のシリアがクスッと笑った。
「今日は仕事と言う仕事もないし、例の男の人は夕方到着の予定……ゆっくりしてましょ?」
「ふん!来てもすぐに追い返してやるわ!」
メルの言葉に思わず苦笑するシリア、すると……。
「あの、ちょっといいかな。」
不意に後ろから声をかけられた……振り返ると、そこには黒髪の黒いコートを来た若い男がいた。
「城に向かうにはどうしたら……?」
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