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「・・・」
「あくまで推測、証明のしようがないが・・・。まあ、いつかは証明するよ。」
「鮫島さん、司殺しを認めよう。なぜ俺が共犯者だと?」
「おまえ襲われたとき、あの状況なら奴はお前を殺すことができたのにそうしなかった点とライターを部屋に取りにいった点。すぐに出発するってのにタバコなんて吸う時間なんてないのになぜライターを部屋に置いてきてしまったか・・・」
「推測だがそこまで考えるとは・・・」
康太は、鮫島が話し始めてずっと冷静だった。
しかし、この時鮫島は一瞬殺意を感じた。
康太が銃を抜く。
鳴り響く銃声、鮫島は康太に銃を向けていた。
康太の銃は、撃ち抜かれた。
鮫島が撃った銃の銃口から火薬の匂いと共に煙がたちこめる。
そして、鮫島は銃をしまった。
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