いつもの朝、そして

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番長視点 あれから3ヶ月………もう限界みたいだ…… 1日も休む事なく、りせは俺を求め続けた。 直斗の見舞いに行った日にはいつもの2倍もシなければならないほど怒り狂った。 シなければ今度こそ確実に直斗の命は無かっただろう。 「せ~んぱい♪ 今日も頑張ろっ♪」 「あぁ…」 もはや声は掠れ、本当に声になってるのかも分からない。 「今度こそ…できるよね……?」 最近りせは子供を作ろうと必死で、さらに回数が増えた。 だんだんと視界がぼやけ、暗くなっていった…… もはや、りせの声すらも聞こえない……… 静かだ…… ものすごく…寒い…… 直 斗 ………  
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