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りせの背後から歪な異形と化したペルソナが飛び出す。
「り、りせなら『このバカ犬!』で許してくれるよな!? つかなんで現実世界でペルソナを出せry」
「そ、そうです!久慈川さんなら『兄さんの人でなし!!』で許してくれますよね!?」
「許すものか!! 私は今この瞬間、久慈川りせじゃなくなった!!! そう私は鬼になったんだ!! はははハハハハ!!!」
このままじゃ確実に殺される。
そう考えた番長は考えた。
(どうすればりせをとめられる? ………クールになれ番長!!!)
必死に頭をひねり考えた方法は……〝直斗との仲を見せつける事〟だった。
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