始まり

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ハル「さぁ? なんででしょう?」 ハルは、小さく笑いながら言う。 ユリ「なによ、それ;」 ハル「気にしない、気にしない」 ガチャ 体育館の入り口ドアが開き誰かが入って来た。 ヒユ「やっと着いたー! 来るだけで疲れたぁ;」 ハル「ぷっ! あははは。遅すぎだって」 ハルは、大遅刻したヒユに大爆笑した。 ヒユ「そんなに笑うなよー;」 ハル「ゴメン、ゴメン」 笑った事を謝るが実は、心の中ではまだ笑っている。 ヒユ「ハル、もう終わったの?」 ハル「ああ、ユリと一回した。」 ヒユ「あちゃー、ユリちゃんとしたか。僕らのクラスで一番強いからねぇ。負けたからって落ち込むなよー。また次があるさ!」 どうやら、ハルはクラスのトップを倒してしまったらしい。 ハル「勝ったんだけど…。」 ヒユ「・・・えぇえぇ!! 嘘だろ!?」 もちろん、ヒユは信じようとしない。 ユリ「本当だよ。負けちゃった;」
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