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ハル「はぁ……明日も囲まれそうな感じがする……」
ブゥゥン、ピチーン
二十階に着くとハルは、エレベーターから降りて自分の部屋に向かった。
部屋の前に来るとドアを開け中に入った。
家から持ってきた服をタンスにしまい制服を脱ぐと制服をハンガーにかけ、ハルは風呂場に入った。
シャワーの蛇口をひねり、勢いよく吹き出した水を浴びながら、ハルは鼻歌を歌っていた。
湯煙が漂うなか体を洗い風呂場から出たハルは、一つ気づいた事があった。
ハル「ぬぁぁあ!! 飯くってねぇぇ!」
ハルは、私服に着替え門番からもらった地図で食堂の位置を確認すると勢いよく部屋を出てエレベーターに乗り込んだ。
ハルは、食堂のある九階のボタンを連打していた。
すると、十七階で止まり扉が開いてヒユが乗ってきた。
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