ー絶望ー
2/8
読書設定
目次
前へ
/
95ページ
次へ
今日も木蓮の木の下を 通り、病院へ向かう もう何回この木の蕾から 花が咲き、散って行くのを見届けただろう 「はぁ…」 最近は木蓮の下で しばらく心を落ち着けるのが、習慣になった 優しい風が心地よい 木蓮の花びらが 風に乗って、てのひらに 落ちる 「慰めてくれるの?」 木蓮にそっと話し掛ける ゆっくり立ち上がり また歩き出す 「また明日…」 木蓮に別れを告げて 病院を目指し歩き出す
/
95ページ
最初のコメントを投稿しよう!
732人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
58(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!