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それから一週間は宿題をして過ごした。クロト達と色々なことをしたかったから。ベットでは出来た写真をながめる五人。 「ほとんどがチョコのものですね」
「風景もよぉ撮れとるわ」
「ってかジギデカすぎー」
「しゃあないやろ。カルシウムたっぷりやねんから」
「ただ骨しかないだけじゃねーか」
「アキラの写真は、皆で撮ったこれだけだね」
正直嫌いな僕は、チョコばっかり撮ってた。集合写真をたてに入れて、鍵のかかる１番上の引き出しにしまう。
「なんでんなとこにしまうんだよ？」
頭の後ろで手を組みこちらに歩いてきたロイム。
「母さんに見つかったらマズいから」
そういえば、この写真は他の人に見えてるんだろうか。チョコは動物だから見えてるのかな…多分そうだ。昔から動物は不思議な力を持っているらしいし。おばさんに見せて聞くわけにもいかないよな。…まあ、万が一の為だ。
「お前の母親ってんなことすんだ？」
「うん」
僕と話す暇のない母さんは、部屋を見て変なことをしていないか判断する。だからここだけはいつも鍵をかけてる。なくしたと嘘をついて。
「うざくない？」
「ちょっとね」
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