不思議な出会い

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正人はそのまま何も考えず とりあえず布団の中に入った。 (待てよ、コレってもしかしてめちゃくちゃ得するんじゃねぇの?) 正人は、考え直して電話が切れた理由を考えた後 また、電話をした。 『はい、もしもし。ヒューマンメモリーですが。』 さっきと同じ人が出た。 『すみません。先ほど電話した者ですけど。さっきは急に切れてしまって💦』 呆れるほど演技が下手だったが 『そうでしたか、それは、こちらも申し訳ありません。』 何もなかったかのように謝ってくれた。 『あの~先ほどの話しですけど。嫌な記憶でいいんですよね?』 『はい!勿論結構です!』 『あの~だいたい最低でどのくらいの金額が出るんですか?』 『そ~ですね~だいたい10万ぐらいですね。』 (えっ!そんなに!) 正人は、とても驚いていたが、平静を装って 『そっその位ですか~どういう物が高価なのですか?』 『普通の人がなかなか体験できないような記憶ですね。』 『具体的に言いますと~?』 『そ~ですね~良い例ですと~トップアスリートの緊張するクライマックスの記憶などで、悪い例ですと殺人犯の記憶などですかね~!』 『へ~そうなんですか~ちなみに今までの最高額はいくらなんですか?』 『10億程です。』 『へ~10億程ですか~・・・って!じゅっ10おくぅ~!っていうかその記憶って何に使われるんですか?』
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