序章

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「コラァァァァ!そこで何やっとるかぁぁ!遅刻だぞ!!」 え?長刀当たった事は何も言わないの? 「まっ、まずいぞ……」 少女は慌ててるけど、俺は案外冷静だった。何故かって?やるべき事は分かってるからさ。 逃げちゃえ。 とりあえずこの少女も同罪(?)だから連れてこう。 「なっ、君!何をする!」 あーあー!聞こえませ~ん!端から見たら誘拐だなこりゃ。 後ろで少女が騒ぎ立てていたが、最初の目的通りに学校をサボる事に成功した。逃げるドサクサに学校の裏門を通過したからな。
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