序章

6/17
前へ
/33ページ
次へ
本当にふける事にした。 一日くらいで何が変わる訳でもないし………。 校門には先生や生徒会メンバーが密集し、朝の挨拶運動だかなんだかをやっている。 寒い中、ご苦労様。 とまあ、校門をくぐった時点でもう逃げ出せない。ならばどうするか。裏門から行こう。 人の流れからはずれ、目立たない様に校庭を横切る。目立たない為に近くにある部室の近くを通り過ぎていく。 やはりこちらは手薄………というか気味悪いくらいに無人だった。普通は裏門の方が近いっていう人もいるはずなのだが………。
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

22人が本棚に入れています
本棚に追加