序章

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「やあっ!てやっ!このっ!」 「ちょっ、待っ!うわあっ!」 なんとか紙一重でかわしているものの、いつ倒されてもおかしくない。 だから逃走を試みた。けれどすぐ近くに竹箒が置かれて居たので手に取り、立ち向かう事に。 「止まったな?大人しく観念しろ!」 「うあああ!!」 思い切り振ったので、長刀を弾き飛ばす事に成功した。長刀はくるくる円を描いて遥か後方へと飛んでいった。 …………あ、校長の禿頭に当たっちゃった。心なしか長刀が滑ってた気がして吹いた。
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