23人が本棚に入れています
本棚に追加
/29ページ
傷口
キミが彼氏にフラれたと
肩を振るわせ泣いていた
僕は側にいて見守る事しか出来なかった
本当は肩を抱いて
優しい言葉で
包んであげたかった…
キミの事が好きだから…
でも出来なかった…
キミの傷口に入り込むのは簡単だろう
君も僕という存在が
傷口に入り込んだ事で
血がとまったように思うだろう
でもきっと…
その傷口が治りはじめた時
そこにはさまってる物が
気になってくるはず…
だから今は
ただキミの側にいるよ
キミが自分の力で笑顔を
取り戻せるその日まで
最初のコメントを投稿しよう!